導入事例

燃料電池モジュール供給事例


弊社技術パートナーエノア社は壱岐島 養魚場に再エネ水素蓄電システムを導入しました。
弊社は豊田自動織機社の燃料電池代理店として 燃料電池モジュールの供給を行いました。

水素を含む再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出しないだけでなく、地域のエネルギーを地域で活用することにより災害時のレジリエンス向上や地域経済活性化に貢献するほか、エネルギーの外部依存低減により離島のエネルギー自立にもつながります。弊社・エノアは離島で再生可能エネルギーを導入していくことににより、離島の抱える様々な課題の解決に取り組みます。

導入先 長崎県壱岐島 養魚場
時期 2022年10月
エノア対応設備 エネルギーマネジメントを含む再エネ水素蓄電システム一式

燃料電池モジュール

長崎県壱岐市は、2019年9月に日本の地方自治体では初めて「気候非常事態宣言」を宣言しました。
壱岐市の主要産業である漁業では漁獲量が10年で1/3にまで減少し、住民の方も気候変動による影響を肌で感じており官民が協力し、再生可能エネルギーの推進を図っています。

再生可能エネルギーは、島内の発電能力の20%を有しています。太陽光発電が主な再生可能エネルギーですが実際は能力の20%のうち13%しか使われておらず7%は無駄になっていました。
この点に壱岐市が着目し、エノアの再エネ水素蓄電システムを活用した「RE水素システム」が産まれました。

現在このシステムは壱岐市のなかはらが運営するフグの陸上養殖場で稼働しています。
太陽光発電による余剰電力により水素ガスを生成、水素タンクに貯蔵、必要に応じて燃料電池で発電するというシステムでその電気はポンプの稼働、そして副次発生する排熱・酸素もフグの養殖に活用されています。

とらふぐの様子

豊田自動織機 燃料電池8kW x 2台

パートナーページ(エノア社)

壱岐市水素技術組合


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